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ついこの間まで「暑い、暑い」と言ってたのがウソのように寒くなってきました。

だんだん黄昏ていくこの季節。。。なんか寂しい、哀しい、切ない。

寒さに弱い私は、秋から冬に向かっていくこの時期が昔から苦手。

寒くなると家にこもりがちになるので、たくさん本が読めるかと言うと、全然気分が乗らなくて、読書にも集中できず。。。

美味しい物はたくさんあるけれど、あんまり運動してないから体重と体脂肪率とコレステロール値が…とか気にしだすと、食も心からは楽しめず。。。

怠惰になってる自分を責めたり、何だかんだと言い訳したり。。。

そんな時は、やってもやっても報いのない主婦業に、ついむなしさを感じてしまうことも。

洗濯してもしても、洗濯物がたまり。。。

アイロンかけてもかけても、シワだらけのシャツがあり。。。。

掃除してもしても、髪の毛やほこりが目につき。。。

料理作って片づけしたかと思ったら、またお腹がすき。。。

買物に行っても、翌日には不足するものがあり。。。

あー、いかんいかん!このままじゃ、どんどん負のスパイラルに陥ってしまうよぉ。

ってことで、小春日和の日、しばらく家事のことは忘れ、完全防寒して外に出てみると。。。

風の散歩道や井の頭公園の木々が、いつの間にかすっかり秋色に変わってました。

  風の散歩道 紅葉4

井の頭の紅葉

うわぁー、なんてきれい!!

こんなに美しい季節があることに、感謝。

そして、寒さをしのげる服があり、外を歩く体力と気力があることに、感謝。

拾ってきた落ち葉を並べてながめていたら。。。

落ち葉

母に最後に貸した星野富弘さんの詩画集の中に、落ち葉の絵があったのを思い出して開いてみました。

絵にそえてある詩を読んで、号泣。。。

「木にある時は 枝にゆだね
 枝を離れれば 風にまかせ
 地に落ちれば 土と眠る
 神様にゆだねた人生なら
 木の葉のように
 一番美しくなって 
 散れるだろう」
 (星野富弘著『いのちより大切なもの (Forest books)』より)

そして、こんな聖句も思い出しました。。。

「何事にも時があり
 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
 神はすべてを時宜にかなうように造り、
 また、永遠を思う心を人に与えられる。」(コヘレトの言葉 3:1,11)

さてと、縮こまって固くなってた身も心も、ゆるゆると柔らかくなってきたので、掃除でもしようかな。。。

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